俺の美学

リアルタイムでM-1を見たあの瞬間に時間を戻そう

Written on 12月 30, 2019 – 3:15 pm | by bigaku

数年ぶりにM-1をリアルタイムで見ることができたのですが、今年のM-1はよかったですね。リアルタイムで見れたことに喜びを感じます。

個人的にはぺこぱが最も印象的で、M-1から数日たった現在でも何回も繰り返し映像を再生してしまうのはぺこぱです。何度見ても笑ってしまうのはぺこぱだけかもしれません。

ミルクボーイは面白かったですが、数回の再生で割と慣れてしまいました。かまいたちも同様でしょうか。

もともと有田ジェネレーションが好きでぺこぱに対してある程度の好意的な感情を持っていたとはいえ、自分が過去に知っていたぺこぱとはレベルが違う漫才を仕上げてきたことに、なんだか感動してしまいました。僅差で三位になったとき、恥ずかしながらちょっと泣いちゃいましたしね。

心が弱っていたということも作用していたのだと思います。別に他人を傷つけない笑いなんてものを信じてそれだけを擁護したいなんて気持ちはないのですけれども、あの自分の否を全面的に認めて相手を全肯定していくツッコミに「暖かさ」があったのは確か。
「思いやりは面白い」ということは、サンリオなどが数十年にわたって常々追求してきたことであり、自分にとっては馴染み深いものでもあったので、そういったもんが笑いの世界から出てきたことは喜ばしい限りです。

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